こんにちは!AKANEです。
海外移住をする前に失敗しないように現地の情報を調べをしておきたいですよね。
では、どのようなことを調べておくと安心か?をまとめてみました。
この記事はこんな人におすすめ!
- 海外移住前に調べておくべき項目を知りたい
- 海外移住をするか、否か、真剣に検討中
- 海外移住日本にいながらできる準備を知りたい
現地に行く前に確認できる12のこと
治安
住みやすい日本と海外で大きく違うことの1つは、治安です。
「住んでみたいな」と思う街に自分が住んでも問題ないか、あらかじめ調べておきましょう。
この時、調べる範囲を国にとらわれない方がいいでしょう。
日本の中でも東京と大阪が違う雰囲気を持つように、海外でも治安の良い街、悪い街があります。
私の住むブエノスアイレスという街の場合、日本企業の駐在家族には乗ってはいけない地下鉄のラインや行ってはいけない(会社が保証できない)地域が存在します。
一つの街の中でも場所によって治安の良し悪しが存在するので、自分の住みたい地域も確認しておきましょう。
確認したい項目
危険地帯/住宅街/オフィス街/繁華街/裕福層エリア/貧困層エリア/日本人や駐在員が多く居住するエリア/建物のセキュリティ状況
生活費
街の一般的な生活水準を知っておくと良いでしょう。
毎月5万円で暮らせる街なのか、毎月20万円で暮らせる街なのかで資金の準備や仕事の量が大きく変わります。
アジアや南米地域では10万円ほどの生活費で暮らせる場所も多くあります。
確認したい項目
一般市民の所得水準/生活費/水道・光熱費/家賃水準
文化
自分が住みたい地域の文化は興味を持って知識を増やしておくと良いです。
住む前にはタブーなことを中心にして、実際に住み始めたら現地の人に興味を持って質問すると喜ばれます。
確認したい項目
特徴的なタブー/季節や行事の際の食文化など
歴史
歴史、政治、経済はつながるものがあります。
大まかな国や地域の歴史を把握しておいた方がいいでしょう。
例えば、アルゼンチンは40年程前に軍事政権時代があり、未だにその時代の名残があります。コロナ禍で外出禁止令が政府から出された時に、ラテンなアルゼンチン人が8ヶ月近くも禁止令を守ったのは「密告される」という他人の監視による恐怖が行動を抑えていたとも一部言われています。
戦争の歴史、独特の考え方や宗教観も把握しておくと良いと思います。
歴史のテストではないので、サラッと知っておくだけでOK。街を歩くときの興味も膨らみますよ。
確認したい項目
戦争の歴史/宗教の歴史/宗教上の紛争/地域の歴史/隣国との歴史や関係/テロ
政治
現代の政治状況も移住には大切な判断材料になります。
例えば、独裁政治ガチガチの国に移住するのは、資本主義の自由な国で育った日本人には厳しいと感じるのではないでしょうか。
その国で生きて行くことを検討しているのであれば、今の大統領や過去の大統領、与党、野党の争いの焦点も浅く、広く知っておくと良いでしょう。
アルゼンチンの場合、大統領が変わるごとに法律が変わるのが難点。
前大統領は移民や不法滞在をまったく取り締まらなかったのに、今回の大統領は厳しく取り締まるため、外国人の出入国が色々と面倒で。など以外と影響があったりします。
確認したい項目
現在の大統領/支持率/与党・野党/政治史
経済
デフレ大国ニッポンに生きていると経済に疎くなりがちですが、海外で暮らすとお金を両替する為替一つ、経済が大きく関係していることを日々感じて行くことでしょう。
世界の動きと移住する国の経済についても興味を持って調べてみましょう。
確認したい項目
国民所得平均/消費/輸出・輸入の動き/経済成長率
ビザ
どんなビザがあるか種類や取得方法、自分に該当しそうな種類を事前に把握しておきましょう。
私のオススメは自分が納得するまで試しに暮らしてみてからビザ取得をする方法です。事前準備は大切ですが、あまり力み過ぎるとストレスになる可能性も。街・国を超えて自分の住んでみたい場所を訪れて「気に入ったら住もう」くらいの気持ちでまずはトライした方が結果うまくいくと思います。
確認したい項目
現地移民局の場所/査証関連機関/ビザの種類/やっては行けないこと/
保険や医療
クレジットカードにも付帯された保険が期間限定でついています。詳細に関しては持っているカードを調べてみましょう。
また現地にはパスポート証明で外国人も加入できる民間保険がある可能性があります。高額になる可能性はありますが、病院付帯の保険も調べてみると安心です。
私は長期海外旅行保険に入って留学を開始しましたが、その時「歯科」「妊娠」はカバーされていませんでした。
長期滞在の場合、現地にも外国人居住者用の保険があるかなど確認しておくと歯が痛くなった時も安心して病院に行けます。
「妊娠」に関しては、予期せぬ妊娠の場合でも現地の宗教や法律で現地では堕胎できないこともあります。女性は自分の身体が傷つくことなのでしっかり調べておきましょう。
確認したい項目
持っているクレジットカード付帯の保険/現地の民間保険商品/公的な保険制度の対応範囲/各保険の対応範囲
言葉
現地ではどのような言葉を使うのか「正しく」把握しておきましょう。
例えば英語でも通用するのか、もしくはまったく英語は話されておらず現地語だけなのかなど。
アルゼンチンではスペイン語を公用語としています。しかしスペイン語には大きく2種類あり、南米とスペインでは同じスペイン語でも(だいぶ)違います。私はスペイン語が2種類あることを知らなかったため、日本で販売されているスペインのスペイン語教科書で勉強していて意味がわからず、とても消耗しました。
現地で話される言葉の勉強方法と合わせて、どのような言葉が話されているのかも知っておきましょう。
確認したい項目
現地の公用語/他民族の割合/第二言語
気候
日本国内の移住でも気候の変化は身体へ大きな影響を及ぼします。
見落としがちな項目ですが「気候」には注意した方が良いでしょう。
日本の太平洋側の温暖な気候、晴天が続く地域で育った人は、恵まれた環境ゆえに曇りが多い地域や日照時間が少ない状況に適応しにくい可能性があります。自分がその気候に適応できるか、まずは自分の身体と相談しながら試してみることをオススメします。
確認したい項目
1年間の晴天の割合/年間の降雨量/雨季など
税金
税金の扱いに関してはそれぞれの国で対応が違います。また住所を残しておくか、日本国内で何らかの所得が発生するかなど状況によっても違います。
海外移住に精通した税理士に相談してみるなど、税金をどこで納めるべきか調べておきましょう。
確認したい項目
滞在国・予定期間と日本国内での年間所得予想をもとに税理士に相談
銀行口座
現地で銀行口座を開設できるか、事前に調べておきましょう。テロ対策などで年々どこの国も非居住者外国人の口座開設は厳しくなってきているようです。
私はアルゼンチンで銀行口座を開設していません。毎月口座維持費がかかるわりに、特に利用するメリットもないなど口座開設が不要な場合もあります。
日々の生活費など、どのように資金を用意すれば良いかも検討しておきましょう。
まとめ
海外移住する前に確認しておきたいこと完全項目はいかがでしたか?
現地に行く前に確認できる11のことをご紹介しました。
- 治安
- 生活費
- 文化
- 歴史
- 政治
- 経済
- ビザ
- 保険や医療
- 言葉
- 気候
- 税金
- 銀行口座
調べながら海外で生活をするイメージを膨らませるのも楽しいですよ!
言語の壁もありますが、ぜひトライしてみてね。