こんにちは!AKANEです。
もちろん現地の言葉が話せた方がいいですが、言葉ができなくても「海外移住」「留学」はできますよ!
今回は「言葉に不安があるから海外移住・留学を踏み切れない」という方に、まずは読んで欲しい記事です。
こんな人におすすめ!
- 海外移住・留学をしてみたいけど、言葉の壁があって踏み切れない
- 言葉が話せないから海外移住・留学なんて夢のまた夢….と思う
- 海外移住・留学するためにどのくらいの言語能力が必要か知りたい
言葉は本当に必要?
「海外移住するならそれなりに言葉が話せないと厳しいはず。」
海外移住には語学の壁がとても高いように感じますよね。
現地の言葉や英語が堪能だと、海外移住のハードルがグッと下がります。それは本当。
長期で海外に住みたいと思うなら言語習得はおこなった方がいいでしょう。
ただ海外のメジャーな地域に行く場合、実は言葉はなんとかなります!
日本人が数百人規模で滞在している地域であれば、通訳を職業にしている人が現地にいるからです。仕事として、公的な手続きや病院など、付き添いをしてくれます。
どこまで対応してくれるかは人それぞれ違いますが、個別で相談できるでしょう。
また、メジャーな地域であれば日本人で現地の言葉を教えている人もいます。
本当に何もわからない時は、言語だけでなく現地の状況を含めて相談させてもらいましょう。
通訳ではこんなシュチュエーションも
- 病院の通訳
- 銀行開設の手続きサポート
- 個別レッスンの通訳
- 出産時の付き添い対応
自分1人では対処できない時はお金を払ってサービスを提供してもらうと、それもまた一つの勉強になります。
海外在住の日本人がサポートする「ロコタビ」では、希望の地に日本人がどのくらいいるか知ることができます。クライアントの要望に応じてフレキシブルにサービス対応してくれるのもロコタビの良いところ。何かあったらぜひ使ってみてください。
行きたい場所の事前調査も使えますよ!
私もブエノスアイレス市内でサポートしてますが、実際に移住の下見のお手伝いをしたこともあります。
「語学」が海外移住を迷うネックになっている人は、最悪の場合、日本人に依頼して解決を手伝ってもらう方法があることを頭に入れておきましょう。気持ちがとても楽になります。
つまり現地の言葉の勉強はした方が良いですが、そこまで深刻な問題ではありません。
海外在住者の語学レベル
例えば、AKANEのレベル
では、実際に6年ほど地球の反対側に暮らす私の語学レベルと言うと、、、
正直、現在はポンコツレベル、移住時はマイナスレベル。
私は学生時代に語学アレルギーだったので、アルゼンチンの公用語スペイン語はもちろん英語も全然わからないまま、右も左もわからないアルゼンチンに来ちゃった感じです。
最初の1年は言葉がわからず、今まで生きてきた35年間の感覚を頼りに生活しました。
例えば、レストランでお肉を注文した時に何かを聞いてきたら
- 付け合わせかな?
- 焼き加減かな?
- 飲み物かな?
という想像を働かせてジェスチャーを駆使する会話です。
案外通じるものですよ。
最初の1年目はまったく話せず、挨拶さえもまともにできなかった私もスペイン語を4年間必死に勉強しました。
だいたい1日2時間くらい。
語学勉強しにきたわけではないので、まぁ2時間捻出するのがやっとでした。
6年目になった今、主人とのコミュニケーションはスペイン語です。
だいぶわかるようになりましたが、専門的な単語やたまに出現する単語はわかりません。
きっと10年経っても「スペイン語はカンペキです!」と私は言わないでしょう。
一生ポンコツ、一生勉強です。
みんなのレベル
私の周りを見ると、みなさん私より断然流暢にスペイン語を話しています。
反対に移住間もない方は、言語の問題に直面している人もいます。
それぞれの状況やシュチュエーションによって違いますよね。
気になったのは、スペイン語を問題なく話せている日本人でも、さらに勉強を重ねていることです。理由としては、
- 大人になってから覚える言語なので、勉強し続ける方が定着してスムーズに言葉が出てくる。
- 実地ですぐに使える環境で勉強すると、覚えは格段に良いのでだんだん勉強するのが楽しくなる
そこは移住して語学を学ぶ上でとても良いことだと思います。
反対に、スペイン語しか話せない状況だと強いストレスを感じることもあります。
最初の頃というのは、日本人の真面目な性格から質問された内容をちゃんと理解して、真摯に答えなくては!と気が張っています。
その状態で12時間以上スペイン語を聞き続けたとき、もう何も考えたくないほどの思考停止になるかもしれません。
だんだん慣れてくると「聞き流す」というスルー力が身につくので楽になります。
勉強するための動機
文句は自分の「嫌い」を言えること
私がスペイン語を覚えようと意識し始めたのは、
「どうしてもアルゼンチン人に文句を言いたい!」
と感じる場面が何度もあったらからです(笑)
語学勉強は本当に苦手で学生時代は中学校・高校と赤点続きでしたが、スペイン語は悔しさをバネに話せるようになりました。
今では主人相手にケンカできるようになったので、文句のボキャブラリーは少ないけれど、言いたい事はいえます。(ガッツ!!)
海外で暮らすと、文化も違えば考え方も違う人と過ごすので理不尽なことや不快に思うことはたくさんあります。
また、日本のように、誠実や正義が尊重されるわけでもありません。
そういう場面で自分がどういう対応をするかによって、相手にどう扱われるかが決まってきます。
日本人は嫌なことをされたり、言われたりしても「自分が我慢すれば」とか「問題を大きくしたくない」という気持ちから笑って受け入れがちではないですか?
「文句」や「No」と言う人を煙たがる性質がありませんか?
「普通」「通常」「常識」と言う暗黙の了解で社会をまわることに慣れていませんか?
「この空気で感じるよね?」って思うことないですか?
外国人ははっきりと文句を言わなければ「問題なし」と捉えてまた同じことをしてきます。
私はそれで何度も嫌な目に遭いました。
「私はそういうの嫌だからやめてほしい。こうしてほしい。」と自分の意思を主張できるようになると、海外生活がとても過ごしやすく、安心して過ごせるようになります。
自分の意思を主張するのは、とても大切なことです。
自分にとって何が大事なのかがわかってないと言えないですからね。
もしも話せるようになったら
わたしの語学勉強するモチベーションを助けたのは「もしもスペイン語が話せるようになったら〜」というイメトレでした。
イメトレっていうと高尚な感じですが、ほぼ妄想ですね。
若干南米混じりですが、スペイン語が話せれば帰国して語学の仕事につけるかな。とか、
今度ミロンガ(タンゴのダンスパーティー)に行ったらあの(カッコいい)人に話しかけてみよう、など。
そんな自分のモチベーションにつながることを考えてました。
最初の頃、言葉が話せなくて起こした失敗談は私も山のようにあります。でも過ぎてしまえば笑い話になります。
最初に感じるドキドキや不安って恋愛と同じで慣れてしまえば、感じなくなって過ぎていってしまうもの。
最初の瞬間って、どんな時でも新鮮で失敗してもとても大切にしたい時間になりますよ。
まとめ
海外移住にとって大きな壁とも言える「語学」についてその壁の厚さをイメージしてもらえたでしょうか?
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と思ってもらえたら嬉しいです。
- 言葉は本当に必要?
- 海外移住者の語学レベル
- 勉強するための動機
語学は完璧にはならないので、勉強し続ける姿勢が大事です。
ぜひ1日でも早く始めてみてくださいね!