こんにちは!AKANEです。
荷物を準備する前に、大体の大枠を先に把握しておきたいですよね。
6年前の出発時に何が必要かまったく想像できなくて、慌てた記憶があります。
今回は(今だから想像できる)海外移住の出発時に必要だと思う持ち物を紹介したいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- 海外移住までにどんな物を準備するか知りたい
- 海外移住に関してイメージを膨らませたい
- 海外移住について興味のある
- 経験者からあって良かったものを聞きたい
海外移住に向かうスーツケースの注意点
荷物の量
荷物の制限は航空会社によって違うけど、私の場合は手荷物1つとLサイズ(三辺合計158cm以内)のスーツケース2個(各20〜23キロ)までは無料でした。(成田→ブエノスアイレス)
長期滞在の場合、どうしても持って行きたいものが増えてしまいがちですが、ミニマリストさながらに減らしましょう。
理由は滞在先でも増えるからです。
よっぽどへんぴな場所に移住しない限りは大体のものは現地でそろえることができます。
- どうしても持っていかなければならないもの(例:電子機器など仕事道具)
- 現地で帰るかもしれないけど探さなくてはいけないもの(例:変圧器・アダプタ)
- 現地でも買えるけどかさばらない、重たくないもの(例:ふりかけ)
- 買うことはできるけど高くて買いにくいもの(例:炊飯器)
という4つの視点で荷物を検討すると良いでしょう。
手荷物について
飛行機へ乗る時は手持ちと預けに分けますが、電子機器やお金など貴重品は手持ちで運びます。ロストバゲージも頻繁にあり、スーツケースの中身が盗難されることもあるので、お金や電子機器を含む大切なものは手荷物必須です。
数日分の下着や衣類なども手荷物で用意しておくと安心です。
私は2つの大きなスーツケースと、機内持ち込み用の小さなキャリーケースで荷物を準備しました。小さなキャリーケースは、移住後の国内旅行でも使えて1つあると便利ですよ。
手荷物(貴重品を注意して所持しよう)
お金
忘れる人はなかなかいないと思うけど、お金。大事ですー。
最近、旅慣れた人が現地でキャッシングして帰国してからお金を返す手法でいこうと、ほとんど現金を持たずにアルゼンチンに来て愕然としていました。
アルゼンチンのATMは引き出し手数料が高いこと、ATM引き出し上限がめちゃ低いため手間も手数料もけっこうかかります。
アルゼンチンに限っては、アメリカドルを持参して現地で両替した方が断然お得です。
現地の両替情報は事前に把握した方が良いでしょう。
確認方法は、ロコタビという現地在住の日本人と繋がるサービスで該当地域に無料質問ができますよ。
クレジットカード
クレジットカードでJCBを持ってきた人がいましたが、海外で使いやすいのはVisaかMasterです。
JCBは日本企業のため、日本国内の使用がおすすめ。
VisaとMasterの二つを持ってくると海外では安心です。
アルゼンチンではカードの手数料は、お店ではなく本人持ち。
また、今日は機器が壊れて使えないから現金払いでお願い。と言われることがアルゼンチンではよくある光景の一つです。
カードに頼りすぎず、いくつか支払い手段を用意してね!
パスポート
できるだけ有効期限が長いパスポートが望ましいですが、海外でも日本領事館に行けば更新は可能です。
日本から戸籍謄本の取り寄せが必要になりますが、更新のための一時帰国は不要です。
ただ、手続きに領事館に行かなければならないなど、手間はかかるのでなるべく期間の長いパスポートがおすすめですよ。
電子機器
- PC
- タブレット型端末
- スマートフォン
- Wifi
電子機器は好みによってしまうのですが、私は海外移住に合わせてApple製品にすべて切り替えました。
iPhone との連携や壊れた時に修理に出しやすいなどの利点からです。
現在はMacBook pro とiPad airを使っています。
iPad が本当に便利で、家事の合間の作業、電子書籍を見たり、映画を見たり重宝しています。MacBook Proは少し重たいけれど、動画の編集もしやすく今後も使えそうです。
Wifiは現地で契約することを前提ですが、持ち歩きに便利はポケファイが便利。
日本と違って工事の人が約束の日にブッチすることが平気である海外では、Wifiだって予定した日に準備できないかもしれません。
一度買い切りのWifiがあれば、日本への一時帰国時もWifiをレンタルする手間が省けて非常に便利です。
変圧器/ソケット
現地でも電気屋さんで手に入るとは思うのですが、作りが簡素で壊れやすい。日本製って本当にしっかりしているなぁ、と感心します。
変圧器は日本からどうしても持っていきたい電化製品がある方以外は、必要ないと思います。
例えば、iPhoneはアダプターのとこに記載されている文字
「input 100-240v ….」
とあるように100vから240vまで対応しています。
日本で購入したapple製品は220vのアルゼンチンでも100vの日本でも変圧器なしで充電可能です。
電気を差し込む部分がアルゼンチンだと何種類か種類があります。
この差し込み口を変えるのは、ソケットと言います。
多くの種類が使えるソケットを持っていると、日本と違って同じ家やお店によって形が違うので、役に立ちます。
預け荷物
炊飯器
私が電子機器の次に必要だと思うのは、炊飯器。
日本の炊飯器は本当に素晴らしいと思います。
海外生活の最初の頃は、色々慣れないことばかりで疲弊するかもしれません。
でも美味しいご飯が食べれれば、疲れた心も元気になってまた明日頑張ろう、という気持ちになります。
簡単、手放し、美味しい。
こんな炊飯器を考えた日本人は本当に素晴らしいと思います。
海外でも「炊飯器」は購入できますが、日本製品と明らかに炊き加減が違いました。
海外の不味い米でもそれなりの味に仕上げてくれますよ!!
女性一人なら象印海外用3合炊きの炊飯器がおすすめ!
価格も高すぎず、十分美味しいご飯が炊けますよ!
3合サイズなら大きなスーツケース内に収まり移動も簡単です。
220vの地域であれば、中国向け製品を購入すれば日本の炊飯器を使用できますよ。
アメリカへ移住を検討している方は、今大流行中の「インスタントポット」で米を炊く手もありますが、私は使ったことがないので割愛させていただきます。
日本の食べ物
- 和風だし
- 明太パスタソース
- ふりかけ
- カップラーメン(2〜3個)
どの国も首都付近には、たいがい中華街があり醤油系の味は手に入ります。
日本食が流行っていることもあり、味や質は様々ですが醤油、みそ、みりんなどの調味料をはじめ、豆腐、納豆など日本食も手に入りやすくなったと思います。
ただ、非常に高い。
「こんなの100円ショップで売っているよ。これしか入っていないのに!」っていう腹が立つようなものは、日本から持ち込む方がいいでしょう。
私の場合、色々持ち込もましたが、本当に必要だったのはこの4種。
「だし」は、アルゼンチンの場合「ホンダシ」の独占市場です。
ちょっと特別なだしは海外在住日本人へお土産にしても喜ばれるかも。
私のお気に入りは、福岡の茅乃舎のだし。
他には「明太子パスタ」は万能ソース。パスタ以外でも使えます。
ふりかけもあれば、白飯だけでも生きていけます。
カップラーメンは貴重な非常食です。
到着日に現地で土砂降りでご飯を食べに行けない、とか長時間の移動で疲れて動けない、とか到着時間が遅い時間(早すぎる時間)で外出するのは危険、とか。
温かいもの、お腹を満たすものがあると気分が全然違うので、ぜひ準備を。
持っていて良かった!本
基本的に本は電子書籍で私は購入します。
電子書籍にないものは自炊(本をPDF化する作業)してデータで読めるようにし、できる限り荷物を減らします。
街でわからない言葉があった時や道がわからなくなった時、道端で開きたいので、この2冊は本で持っていて正解でした。
(アルゼンチンでは、街中でiPhone やiPad を手持ちするのは治安上、危険のため)
日常品
- 薬(湿布、虫刺され、ピップエレキバン)
- 歯ブラシ
- 下着5
- 洋服5(薄手のカッパ、ユニクロのウルトラダウン)
- タオル4
- 靴 (サンダル(ヒール) 運動靴 簡易スリッパ)
- コンタクト/メガネ
- スキンケア(日焼け止め、虫除け、)
薬は、常時使っているものが安心ですよね。
アルゼンチンの薬は効き目が強く、すぐ効きます。薬の効きすぎも怖いですよね。
南米という地域がら、蚊が多い。また私は虫刺されがひどくなりやすい体質のため、痒み止めは必須です。
洋服や下着に関しては、最小限に抑えて現地で買うのが良いと思います。
私があって良かったな、と思うのはアルゼンチン未上陸のユニクロのウルトラダウンと薄手の雨が防げるウィンドブレーカー。
夏でも日が暮れると寒い時があるので小さく折り畳めるウィンドブレーカーがあると外出時に便利でした。
タオルはバスタオルと顔を拭く程度のタオルは持っていった方がいいかも。
ホテル暮らしでなければ、用意されていないと思って準備した方がいいでしょう。
日焼け止めは手に入るけど、同じメーカーでも日本と成分が違うため肌荒れすることもあります。少しずつ現地のものへ移行するにしても最初は使い慣れたものを準備した方が良いでしょう。
湿布やピップエレキバンといった貼るタイプの処置するものを見かけないアルゼンチン。
寝違えて首が痛い時、肩が凝って腕が上がらない時、ピップエレキバンの凄さを感じる今日この頃です。持ってて良かったー。
お土産
- 100円ショップの扇子
- スーパーで売っている個別包装のお菓子
お土産を渡すような知り合いがいなくても、知らない土地でちょっとお世話になった方に日本のプレゼントを渡すと喜ばれますよ。
それがきっかけでより仲良くなれたりするから、いくつか日本らしいものがあると良いと思います。
まとめ
今回は、実際にアルゼンチンに移住した私の経験から必要だった持ち物を紹介しました。
移住場所が南米アルゼンチンとニッチなため、すべての国に適さない可能性はありますが色々な想定をしておくと心の準備ができます。
- お金
- クレジットカード
- パスポート
- 電子機器
- 変圧器/ソケット
- 炊飯器
- 日本の食べ物
- 本
- 日常品
- お土産
あれもこれも。持っていきたいものはたくさんあるけど、現地でも買えるものも結構あります。(よほどマイナーな国や地域でなければ)代替え品を探すのは、街や文化を知るきっかけになったりするので荷物は最小限がベターです。
あなたにとって本当に大切なもの、ずっと一緒にいたいものと新しい生活を始めてみてね!